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川上孝 様
外国人材紹介・派遣事業経営 株式会社Dynamic Mynet
今回は、外国人材紹介および派遣事業を手がける川上様に、外国人雇用労務士(以下、外労士)の資格取得の動機や学習方法、資格取得後の変化についてお話を伺いました。

▼この記事では以下のことが分かります。

 銀行員からのキャリアチェンジで外国人材紹介事業を立ち上げた経緯
 外労士資格取得を目指した動機と学習方法のポイント
 試験の特徴やオンライン受験の体験談
 資格取得後の仕事や自身の変化、得られた自信
 外労士資格の取得を目指す方への実践的なアドバイス

―まずは外労士を受験されたきっかけを教えてください。

 現在、外国人材に特化した人材紹介と派遣の事業を行っております。その中で、日々多くの外国人労働者の支援を行うためには、より専門的な知識を身につける必要があると強く感じていました。そこで、外国人材に関わる資格について調べたところ、外労士が自分にとって取り組みやすく、かつ実務に直結した内容であることが分かりました。資格を通じて、より深い知識と確かなスキルを身につけたいと考えたのが受験のきっかけです。

―元々、外国人雇用に関わるお仕事をされていたのですね。

 実は、約1年前にキャリアチェンジを行い、現在の職に就いたんです。それまでは、銀行員として30年以上勤務していました。銀行員時代は国内外での業務に携わっていましたが、日本で働く外国人の方々とは関わらない業務を担当しておりました。

―キャリアチェンジのきっかけは何だったのでしょうか。

 銀行員時代の約半分は海外勤務でした。イギリス、アメリカのロサンゼルスとニューヨーク、そしてシンガポールに駐在し、さまざまな国籍の方々と触れ合う機会に恵まれました。そうした海外での経験の中で、外国人の方々の温かさや支援を受けたことは、私の人生の大きな財産となっています。

 日本に戻ってきてからは、国内にいる外国人の方々が同じように尊重され、活躍できる環境を整えることが重要だと強く感じました。特に、多文化共生の社会を実現するためには、労働面での支援が欠かせないため、その役割を担うべく外国人材の紹介や派遣を専門に扱う会社を、ネパール出身の代表と一緒に運営しています。

―ご自身が海外で「外国人」として働いた経験があったからこそ、日本で外国人材を支援する会社を設立されたのですね。

はい。東京都・大田区の多文化研究会にも参加し、地域の住民と外国人が相互に理解を深め、共に安心して暮らせる環境作りに取り組んでいます。

 多文化共生の推進には、教育や啓発も必要ですが、実際に地域で起こりうるトラブルを未然に防ぐためには、地元コミュニティでの対話や交流の機会を増やすことが重要だと考えています。こうした取り組みを通じて、違いを理解し尊重し合う地域社会の形成を目指しています。

―大変お忙しい中での受験だったかと思いますが、学習期間はどのくらいでしたか。

 4月から5月にかけて、約2ヶ月間、集中して学習しました。限られた期間の中で効率的に知識を吸収できるよう工夫し、毎日コツコツと取り組みました。

―外労士資格取得に向けた学習で苦労されたことはありますか。

 特に在留資格の詳細や関連する法令については、専門用語も多く理解が難しい部分がありました。実務に活かすためには正確な知識が必要であり、不十分な理解ではお客様に自信をもって説明できませんので、特に注力して取り組みました。苦労をしたものの、公認テキストブックを活用することで在留資格や労務、法務の知識が体系的に学べたため、今ではとても力になったと感じています。

 一方で、人事や採用に関する分野については、銀行の関連会社で人事管理業務に携わった経験があったため、特に苦労せず学習を進めることができました。

―具体的にはどのような方法で学習を進められたのですか。

 公認テキストブックを最初から最後まで繰り返し読み、重要なキーワードやポイントを自分なりにノートにまとめながら理解を深めました。また、公式ウェブサイトで掲載されている「第1回外労士雇用労務士試験 直前対策ウェビナー」のアーカイブ動画では試験のサンプル問題が公開されているので、こちらも活用して試験の形式や出題傾向を掴みました。

―実際の試験はいかがでしたか。

 問題の文章が非常に長く、読むのに時間がかかることが最大の難点でした。全ての四択問題を丁寧に読み解く必要があり、時間配分が重要でした。そのことは、サンプル問題から事前に分かっていたので、30分ごとに回答問題数の目標を設定し、ペース配分を意識して取り組みました。そのおかげで、自信のない問題については見直しをする時間も設けることができました。

―資格取得後の変化はありましたか。

 名刺に「外労士」と記載できることで専門性を対外的に示せるようになり、在留資格や労務相談において自信をもって対応できるようになりました。とはいえ、まだ学ぶべきところはたくさんあると感じていますので、さらに勉強を続けたいです。

―これから外労士を目指す方へのメッセージをお願いします。

 外労士は国家資格ではありませんが、外国人雇用に関わる幅広い知識を体系的に整理し、学べる貴重な資格です。外国人のビザや雇用管理に携わる方はもちろん、行政書士などの専門家の方にもおすすめします。特に公認テキストブックは初歩的でありつつ実践的な内容で、学びを深めたい方に最適な教材だと思います。

川上様、貴重なお話をありがとうございました。

外国人材を支える事業を通じて、外労士資格を活かしながら新たなキャリアを築く姿は、同じく外国人雇用に関心を持つ多くの方々にとって、大変参考になると思います。今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

▼記事のまとめ

✅合格のポイント

 ・公認テキストブックを繰り返し読み、重要なキーワードをノートにまとめて理解を深める

 ・「第1回外労士雇用労務士試験 直前対策ウェビナー」のアーカイブ動画でサンプル問題を確認する

 ・試験問題の文章が長いため、時間配分を意識し計画的に解き進める

✅資格の実務活用例

 ・名刺に「外労士」と記載することで、専門性を対外的に示せる

 ・在留資格や労務管理の相談に自信を持って対応できる

■川上孝様の企業はこちら

株式会社Dynamic Mynet

HP: https://www.dynamic-mynet.co.jp/

企業からのメッセージ:

当社は、ネパール出身の代表が、日本の社会や企業にもっと貢献したいという思いから2023年に設立した若い会社です。

「国境を越えて『地球市民』が活躍する未来を創る」をビジョンに掲げ、外国人材の潜在能力を向上させ、日本人と調和のとれたハイブリッド型の成長をけん引していきます。

当社では、お客様のニーズに適った人材を探索し、採用完了にいたるまできめ細かいサービスをご提供し、入社後もご本人が会社で活躍できるように丁寧にフォローします。

外国人材の活用にご興味のある方はお気軽に当社までお問合せください。

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