User Image
安部有樹 様
監理団体 登録支援機関職員
監理団体・登録支援機関の立場で、外国人材の生活をサポートする安部様。今回は、外国人材と密接に関わる安部様が外国人雇用労務士(以下、外労士)を取得するに至った経緯や資格の活用法をお伺いしました。

▽この記事では下記のことが分かります

✅組織としての信頼を担保するために取得を決断

✅すきま時間と実務での実践をフル活用した試験対策

✅外労士取得で得た知識を行政書士取得に活かす

組織としての信頼を担保するために取得を決断

―まずは、安部さんのご職業について教えてください。

 今、福岡市の協同組合に所属していて、監理団体と登録支援機関を兼ねております。特定技能外国人の方や、技能実習の方を中心に合わせて約1,600名の外国人材を支援しています。国でいうとベトナム、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、中国で、割合としてはベトナムが6割、インドネシアが3割、その他の国で1割というバランスです。

ーもともと外国人雇用の知識はお持ちだったかと思うのですが、外労士を取得するに至った理由を教えてください。

 同業他社はたくさんありますし、業務内容などは大きく変わりません。だとすれば、より専門性がしっかり担保されているスタッフが業務を担当していることを示していくことで、信頼を裏付ける。こういった形で差別化をしたいという思いで外労士の取得を決めました。

 また、個人的には制度知識を体系的に学びたかったという気持ちもありました。仕事で使う知識はもちろん持っていますが、その周辺知識もしっかり押さえておきたかったのです。

ー日常業務で制度知識が必要だと痛感されるようなできごとにはどんなものがありますか。

 やはり「労働・法務に係る内容」でしょうかね。実際、我々がご支援している方々からはもちろん、企業側からも相談を受けることがあります。相談を受けた場合に、我々がどうやって対応していくか。外国人材が企業に定着していくうえで、雇用条件など労働契約に関する内容には、特に正確さが求められます。公認テキストでは、このあたりの手続きについても丁寧に、かつ具体的に取り上げられており、非常に勉強になりました。

すきま時間と実務での実践をフル活用した試験対策

ー試験対策で特に勉強が難しかった分野はなんでしたか。

 在留資格の深掘りですね。種類も多いので大変でした。しかし、取り組む意義は大きかったです。実務でも全てに関わっているわけではないからこそ、専門的な職業の在留資格該当性やクリアすべき条件を総ざらいできたのは良い機会だったと思います。いろんな在留資格を体系的に学ぶと、実務で使う知識が深まっていくことも実感しました。

ー働きながら勉強するというところのコツは何かありますか。

 勉強をする時間を決めるということと、すきま時間の活用です。平日は家にいるタイミングですきま時間を見つけて公認テキストを読み、休日は可能な限りで時間をとって勉強を進めました。期間は3か月ほどでしょうか。

 とはいえ、私の場合は仕事の延長で公認テキストを読んでいたので、わざわざ試験のために時間をとって勉強をするという形ではなかったです。仕事の中でも公認テキストを参考書として活用していたので、学んだ知識を実践しながら定着させていきました。仕事で困ったことやトラブルの発生があっても、公認テキストを開くと必要な知識や対応方法が書かれているので、非常に助かりました。

ー公認テキスト以外では活用していたコンテンツなどはありますか。

 テスト対策という面では公認テキストしか使用していないですが、公認テキストの著者である杉田弁護士のセミナー動画は最新の知識を入手する目的で視聴していました。杉田弁護士は難しい用語や概念をやさしく、専門的に解説してくださるので、本当に参考になります。特に今は世の中の動きが激しいので、外労士に合格した今でも杉田弁護士のセミナーには積極的に参加しています。

外労士取得で得た知識を行政書士取得に活かす

ーありがとうございます。試験当日、実際に受けてみた所感を教えてください。

 特に人事・採用の問題は、問題文の言い回しに注意して解いていかないといけない問題が多かったですね。労務や在留資格の問題は公認テキストをしっかり理解していれば特に問題なく解けました。ただ、やはり問題文や選択肢をしっかり読み込まなければいけないということは、全問に共通していたと思います。

無事、外労士を取得されたということで、取得してよかったことや今後の展望があれば教えてください

 曖昧な部分がより具体的になったということは一番大きいと思います。登録講習の受講は既に終わりましたが、折に触れ動画を見直し知識を定着させ、「外労士」を名乗っていくことで自分の信頼度を高めていきたいです。また、私の信頼は組織の信頼にもつながるので、個人と組織の両方を相乗的に高めていけたらと思っています。

 今後は、行政書士取得にむけて勉強を進めていく予定です。実は行政書士を取得した後に外労士を取得しようと思っていたのですが、受験日などのタイミングもあり外労士を先に取得することになりました。

ー外労士の取得過程で学ぶことは、行政書士としての業務でも活用できそうですか。

 はい、まさにど真ん中の業務だと思います。行政書士というと業務の幅が非常に広いので、外労士と行政書士がぴったり合致するというわけではないのですが、申請業務などを行う際には、当然役に立つと思っています。

ー同じように、行政書士の取得過程で外労士に挑戦される方も多くいらっしゃいます。そういった方にメッセージをお願いします。

 外労士は制度知識をより体系的に、より深く学ぶには最適の資格だと思います。士業の方や私のように行政書士取得に向けて勉強されている方は、もちろんある程度の知識はお持ちでしょうが、外労士を取得すれば「鬼に金棒」だと思います。いずれにしても、同業者との一つの差別化になるかと信じて、お互いに学習を続けていきましょう。

安部様、貴重なお話をありがとうございました。
公認テキストの現場での活用術や行政書士を目指す方が外労士を取得する意義など、さまざまな視点からお話いただきました。今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。

合格者インタビュー

※外労士試験管理事務局は、「外労士」を取得した方の体験談を募集しております。 『合格者インタビュー』にご協力いただける方はお問い合わせよりご連絡ください。

お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせ

試験に関するよくあるご質問をまとめました。
その他、質問、相談事項等はこちらよりお問い合わせください。

500x500