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横山宏明 様
外国人雇用コンサルタント 吟遊詩人株式会社
今回は、外国人材事業で現地教育からの送り出しを経験され、現在は登録支援機関業務担当および外国人雇用コンサルタントとして活躍する横山様に、外国人雇用労務士(以下、外労士)資格取得の動機や試験対策、実務への活用についてお話を伺いました。

▼この記事では以下のことが分かります

✅ 外国人と共に働くために必要な「法律と現実のギャップ」への気づき
✅ 教育から支援まで一貫した取り組みにおける外労士の活用ポイント
✅ 忙しい中でも16時間で合格に至った効率的な学習法
✅ これから取得を目指す方への励ましと現場目線のアドバイス


―まずは現在のお仕事について教えてください。

 外国人雇用のコンサルタントとして、登録支援機関業務や人材紹介、受け入れ支援などを行っています。もともとはミャンマーで日本企業の拠点長を務めていて、現地で実務を行いながら、技人国人材の育成と日本からの求人案件とのマッチングを行っていました。現在はネパールとミャンマーに教育機関を持つグループの一員として、介護・外食分野を中心に日本の企業と現地人材をつなぐ仕事をしています。

 送り出し機関としてはこれまでに約1,000名の技能実習生と特定技能人材を日本に送り出してきました。入国前から日本語教育や生活指導を行い、信頼される送り出しの仕組みを築いてきました。今後はドライバーやビルクリーニングなど、他分野への育成にも力を入れていきます。

 当社のホームページには、現場で働く実際の生徒や学校の様子など、すべて実写で掲載しています。「どんな人たちが、どんな環境で学び、働いているのか」の実態を伝えることで、企業様から安心してご依頼いただけるよう心がけています。


―外労士資格を取得されたきっかけについて教えてください。

 きっかけは二つあります。一つは、海外現地での経験です。以前、ミャンマーで留学事業部の運営と講師をしていたときに、生徒達が入国審査でCOE不交付になるという辛い思いをしました。毎日3年、4年と学習を続けてN2資格をもっており、経費支弁能力もありながらも、日本側の制度の変化で将来の夢を絶たれてしまう。――そんな現実に直面し、人の将来を左右する仕事をするには制度の知識が必須だと知りました。制度が変化する前、前年の教え子達のCOE交付率は100%でした。

 もう一つは、海外人材事業に必須な知識を身につけていることの証明を得ておきたかったからです。立ち上げたばかりの会社ということもあり、「役に立つ資格は取っておこう」と社長からの勧めもあって、今回の受験を決めました。

合格後、実際にお客様から「外国人労務士」について尋ねられることが続いていて、自己紹介に役立ってくれています。


―実際に資格取得に向けた学習はどのように進められたのですか?

 公認テキストを2周読みました。学習した時間は合計16時間ほどです。職場で経験していることや教わったことの復習にもなりつつ、新しく知ることもあって良い勉強になりました。直前対策動画もポイントを予想しながら視聴し、「このあたりが狙われるな」と見通しを立てながら取り組みました。


―試験問題の印象や難易度は?

 非常に良い内容だったと思います。現場で「ここを知らないと困る」と感じる部分がしっかり問われており、実践的な設計になっていると感じました。全体の7〜8割は「押さえておくべき」重要なポイントだったと思います。


―外労士資格を、今後どのように活かしていきたいと考えていますか?

 介護・外食分野を中心に、ネパールとミャンマーにある教育拠点で育成した人材を日本企業に紹介し、受け入れ支援まで一貫して行う。という仕事に活かします。

 現在、ミャンマーの学校には約600名、ネパールの学校には約160名の生徒が在籍しており、日本人校長も現地に常駐しています。ミャンマーとネパールからの特定技能人材は、介護・外食の割合が他の受入国よりも圧倒的に多くなっています。

 ミャンマーとネパールの特定技能人材は介護が約42%と51%、外食も31%と28%で、どちらの分野もNo.1、2です。これは両国の人が介護と外食の仕事に適性があり、お客様からの要望が集まっていることによります。

 今回の試験で学んだ制度や法についての基礎知識は、海外現地の同僚や生徒への説明や、入国、入社後のトラブル予防に役立ちます。お客様との間でも、制度の説明が出来ることが信頼につながりますし、支援の質も高まると考えています。


―これから外労士を目指す方へのメッセージをお願いします。

 外国人と一緒に働きたい、日本と海外をつなぐ仕事がしたい、そう思っている方にとって、外労士は非常に役立つ資格だと思います。法律の知識は、実務での確認に役立ちますし、特に在留資格に関することは人生を左右することがあります。「知らないまま進めること」はとても怖いです。

介護や外食の分野の場合、人の生活を支える社会的意義がある分野であるのはもちろんですが、最後まで必要とされる仕事であるとも考えています。その職場の関係者の中に「制度を理解している人」がいることは、関係者全体の安心感にもつながりそうです。

 学び始めれば視野が広がりますし、自分がどのように仕事をしていきたいのか見えてくることもあると思います。ぜひ一歩踏み出してみてください。


横山様、貴重なお話をありがとうございました。

外国人材の育成から就職、留学支援まで幅広く外国人領域に携わられた横山様のお話は、外国人材に関わる多くの方々の心の支えになると思います。今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。


▼記事のまとめ

✅ 合格のポイント
・実務経験と照らし合わせながら公認テキストを効率的に2周
・直前対策講座で出題傾向を把握
・限られた時間の中でも集中して振り返りを実施

✅実務での活用例

・介護・外食分野での特定技能人材の雇用支援
・教育機関運営における制度説明と信頼確保
・現場指導や相談対応における「制度を語れる支援」


■横山様が所属される企業情報

吟遊詩人株式会社

所在地:〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町2-12-2 仲田ビルB1

TEL:042-204-1010

HP:https://ginyu.jp


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