▼この記事では以下のことが分かります。
✅ 大学のキャリア支援における外国人雇用への関心と資格取得の背景
✅ 外労士試験の学習法と短期集中での勉強術
✅ オンライン試験の印象と問題ボリュームへの対応法
✅ 外国人学生・留学生の就職支援における実務での知識の活用例
✅ 外労士を目指す方へのメッセージ
―外労士を受験されたきっかけを教えてください。
今年4月から大学のキャリアアドバイザーとして働き始め、日本人の学生に加え外国人学生や留学生等の就職支援にも係るようになりました。新しい職場において、学生の進路相談や就職活動のサポートを行う中で、在留資格や労働条件などの知識が不可欠だと感じ、外労士の受験を決めました。実はその前職では、県庁で国際交流・多文化共生を担当する部署に所属しており、外国人の生活支援を行う外国人サポートセンターの管理を担当していました。
日々寄せられる外国人からの相談記録を目にしながらも、在留資格制度や就労に関する仕組みを体系的に理解する機会がなく、頭の中でもやもやが残っていました。そのような中で外労士という資格を知り、「これだ!」と直感的に感じました。
―資格取得に向けた学習方法を教えてください。
仕事が終わった後に大学の図書館に立ち寄り、毎日2〜3時間、直前まで集中して勉強しました。公認テキストを読み込んだのですが、ボリュームも多く、すべてを暗記するのは難しかったです。そこで、試験日の2週間前から配信される直前対策講座を活用しました。講習では、講師の方が要点を整理して話してくださるので非常に理解が深まりました。加えて、過去のセミナー映像に収録されていた10問ほどの過去問や、他のWebサイトで見つけた例題なども使って、自分なりの対策を立てていきました。
―実際の試験はいかがでしたか?
オンライン試験という形式は初めて体験しましたが、非常に安定したシステムでストレスなく受験することができました。試験は全部で80問。とにかく問題文が長く、設問も選択肢もボリュームがあるため、読んで理解するのに時間がかかります。特に法的な言い回しや表現が多く、一問一答にかけられる時間は1分未満。まさに時間との勝負でした。私は、解答しながら『あとで見直したい』と思った問題の番号をメモしながら進めたのですが、見直す余裕は最後までなく、解き切ることだけで精一杯でした。それでも、事前に時間配分を意識して取り組んでいたことが功を奏したと思います。
―資格取得後、仕事にどのように活かされていますか?
最近は、学生の中に技能実習生の監理団体、特定技能の登録支援機関への就職、更には外国人のキャリアサポートする仕事を目指す学生がおり、これらの学生に対し、外国人雇用に関する全体的な説明をできるようになったと実感しています。また、外国人学生・留学生の就職支援については、採用を希望する企業との面談で、在留資格の種類や採用スケジュールなど、より踏み込んだ内容まで話合うことができています。これは、外労士の取得による大きな変化だと思います。
学生にとっても、自分の進路が“法的にどういう扱いになるのか”という話は重要ですので、彼らが安心して相談できる環境を作ることに貢献できていると実感しています。
―これから外労士を目指す方へのメッセージをお願いします。
この資格は、実務に携わる人にとっても、これから学ぶという人にとっても、大きな意味のある資格だと思います。私のように、公務から民間、そして大学職員といったキャリアチェンジを経験した人間にとって、この資格で得た知識は“点と点をつないで線にする”役割を果たしてくれました。外国人雇用に関する知識をしっかりと整理し、実務に即した判断ができるようになることは、どの職場でも強みになります。ぜひ、外労士にチャレンジしてみてください。
上野様、貴重なお話をありがとうございました。
外国人学生・留学生の就職支援はもちろん、外国人労働者が増加傾向にある中で、これらをサポートする仕事に目を向け始めた学生への就職支援は、多くの方の共感を呼ぶことでしょう。今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
▼記事のまとめ
✅ 合格のポイント
・実務と結びつけてモチベーションを維持
・図書館など“学ぶ場所”を固定し、毎日2〜3時間のルーティンを構築
・テキストに加え、動画やWeb教材も併用して立体的に学習
・見直しの時間が足りないほどの分量なので、時間配分を意識
✅ 実務での活用例
・外国人の就職支援に関わる企業・機関への就職を希望する学生へ適切なアドバイス
・外国人学生・留学生に対する就職アドバイス
・学生のキャリア支援における法的な視点の提供
・大学職員としての専門性・信頼性の向上
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