▼この記事では以下のことが分かります。
✅技能実習・特定技能の支援実務に携わる中で外労士を志した理由
✅試験に向けた学習方法と働きながら勉強を続けるコツ
✅オンライン試験の感想と問題の傾向
✅資格取得後の意識の変化と、今後の資格活用の展望
✅外労士を目指す方への応援メッセージ
―まずは現在のお仕事について教えてください。
現在、技能実習生の入国から3年間の監理業務を担当しています。具体的には、受け入れ企業を訪問したり、外国人本人と面談を行って、問題が起きたときの対応や解決を図っています。また、特定技能の方に対しては監理ではなく『支援』という立場で、生活や仕事の不安、トラブルなどの相談を受けたり、企業には直接聞きづらいような内容についても丁寧に対応しています。現在は100名弱の外国人の方々を担当しており、国籍としてはフィリピンやインドネシアの方が中心です。
―外労士を受験されたきっかけは?
企業の方が在留資格や制度について、意外とご存じないことが多く、こちらがしっかりと説明できないと適切な雇用につながらないという場面が多々あります。そうした経験から、自分が制度についてきちんと理解し、企業に対して正しい情報を伝えられるようになる必要があると感じ、外労士の資格取得を目指しました。知識不足が業務の妨げになることが実際にあり、それを解消するためにも、体系的に学べるこの資格がぴったりだと思いました。
―他にも関連資格を取得されているそうですね。
外国人雇用に関する他の資格も取得しています。さらに今は行政書士の資格取得に向けて勉強中です。行政書士試験は非常に幅広い内容ですが、労働法や行政手続法など、外労士の試験と重なる部分もあると感じています。
―試験対策について教えてください。
公認テキストブックをまず一冊購入して、すべて通読しました。実務と関係の深い分野はある程度理解があるため復習程度で済みましたが、取り扱ったことのない在留資格などは重点的に学習しました。特に普段あまり関わらない分野については、別の専門書も用意しながら知識を補強しました。仕事との両立があるため、週末に時間をまとめて確保しながら、2〜3ヶ月かけて準備しました。
―試験当日の印象や難易度については?
一番心配だったのはインターネット環境でしたが、実際は問題なく受験できました。試験内容自体は、実務に直結する部分は比較的スムーズに解けましたが、それ以外はやや難しく感じました。事前に時間配分を意識していたことで、落ち着いて対応できたと思います。
―取得してよかった点、変化したことはありますか?
この資格を通して、日々の実務では触れない分野まで広く学ぶことができました。結果として、企業へのアドバイスや、外国人本人の不安解消にも自信を持って対応できるようになったと感じています。
―今後の展望や、資格の活用方法について教えてください。
企業が制度を知らないことも多いため、こちらがしっかりと説明できることで、適切な雇用に導いていけたらと考えています。また、外国人本人にとっても制度の違いに戸惑う場面は多いので、そのギャップを埋めて、安心して働ける環境を整える支援をしていきたいです。
―最後に、これから外労士を目指す方へメッセージをお願いします。
外労士を目指すということは、きっと誰かのために何かをしたいという気持ちがあるはずです。自分の知識を誰かの支援のために活かしたいという想いがあれば、学ぶ内容も自然と身につくと思います。『誰かのため』を意識しながら学ぶことで、結果的にそれが自分の力にもなって返ってきます。ぜひ前向きに取り組んでいただけたらと思います。
齊藤様、ありがとうございました。
求職者ひとりひとりに丁寧に向き合う齊藤様の姿には非常に感銘を受けました。行政書士試験に向けた勉強も引き続き進められるということで、非常に忙しい日々が続くかと存じますが、今後のさらなるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
▼記事のまとめ
✅合格のポイント
・公認テキストを活用し、未経験分野も補強
・業務と両立できるスケジュールで効率的に学習
・回答の時間配分を事前に決めておく
✅資格の実務活用例
・企業や外国人本人へのアドバイスに説得力を持たせる
・業務の幅を広げ、より安心感のある支援を実現
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